先日、ブログに書きましたRITCHEYのスチールグラベルロードOUTBACKですが、カーボンフレームのBreak-Away Carbon Outbackも販売されます。

しかもただのカーボンフレームではなく、カプラが取り付けられフレームが分解できるタイプ。

海外では、日本のようにタイヤを外して輪行することもあるようですが、フレーム自体を分解して運搬することもあるようで、フレームビルダーに注文する際には簡易に分解するための接続金具、カプラをオプションで選択できるところも多くあります。

ちなみに、私のLynskeyもオプションで選択できます。

カプラを付けておくと、六角レンチなどがあれば簡単にフレームを分解することができるので、ホイールを外す必要がなく手も汚れない、リヤディレーラーが地面と設置することがないのでメンテンナンスも生じないといったメリットがあります。

ただし、ケーブルは前後に分割できるように細工する必要があるほか、油圧ブレーキはつけにくいといったデメリットもあります。

ダウンチューブにあるカプラ

トップチューブは嵌め込み


OUTBACKカーボンですが、ジオメトリはMサイズを見ると、トップチューブ長552ミリ、ヘッド角72.5度、チェーンステー長430ミリ、ホイールベース1020ミリと、スチールフレームのOUTBACKとは多少異なっています。

見た目はオーソドックス


前後とも12ミリのスルーアクスル。

BBはBSA。

ブレーキはフラットマウントとこちらもOUTBACKとは異なります。

ダボ穴はなさそうです。

写真を見ると、分解できるフレームでもかなりアグレッシブに使用できるよとPRしているようです。

オフ系も走れる


価格はフレームセットで3149.95ドル。

専用のソフトケースのBREAK-AWAY TRAVEL BAGもあり、こちらは299.95ドルとなっています。

日本の輪行とは違うアプローチには興味がわきます。

旅に出かけるのが待ち遠しい自転車になりそうです。


RITCHEY